G-Gear☆Memory


以下に紹介する文章は全てWikipediaから引用したものです。
ここではゲームボーイの基礎だけについて触れています。
より詳しい解説を求めている方はゲームギアを参考に。
なおウィキペディアの性質上、
当サイトでは以下に書かれた文章の信憑性を100%保障するものではありません。




ゲームギア (GAME GEAR) は、セガ・エンタープライゼス(現:セガ)が
1990年10月6日に発売した携帯型ゲーム機。発売時の価格は19,800円。


メーカー セガ・エンタープライゼス
種別 携帯型ゲーム機
発売日 日:1990年10月6日
米:1991年
欧:1991年
濠:1992年
CPU Z80A
対応メディア ロムカセット
コントローラ入力 なし
オンラインサービス なし
互換ハード キッズギア



---概要---
ゲーム機としてのハードウェア性能は、
解像度が低い事と発色数が多い事以外は同社のセガ・マークIIIと概ね同等。
そのため、海外MASTER SYSTEM用のものをそのまま発売したソフトもある。
(ラスタンサーガ、ミッキーマウスのキャッスルイリュージョン等)
オプションのTVチューナーパックを使用することで
携帯テレビとして使用可能であることもセールスポイントだった。


---評価---
発売当時、市場で先行していた任天堂のゲームボーイに対抗して、
カラー液晶を採用し、テレビCMではイッセー尾形が「君のは白黒?」
と語る間接的な比較広告が話題となった。

カラー液晶は魅力的ではあったものの、
当時のカラー液晶には消費電力の大きいバックライトが必須であったため、

・電池の持ちが悪く、連続稼働時間が短い
・アルカリ乾電池6本で約3時間程度しか持たなかった。
・電池を大量に搭載するため本体のサイズが大きい
・液晶自体のコストが高く、本体価格も高価
・透過型液晶のため、明るい場所では見づらい
といったデメリットがあった。

また、STN液晶のため発色は今一つで、かつ残像が酷くリアルタイムゲームはプレイしづらかった。
当初「コラムス」などを発売されたが、これらの理由により幅広い支持は得られなかった。

市場が沈みかけた矢先に、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「ぷよぷよ」の移植などで持ち直す。
また、希望小売価格を下げ、ソフト1本をセットにした「ゲームギア・プラス1」等を発売、
カラーの携帯型ゲーム機としては手頃な価格になったことから一定の支持を得た。
結果、普及台数の割には長期間といえる1996年12月まで、新作ゲームの供給は続けられた。
1996年3月以降はHE事業部からトイ事業部に移管し、機器名称をキッズギア(KID'S GEAR)に変更。
アニメ版バーチャファイターのキャラクターを配した本体や、ドラえもん、怪盗 セイント・テールなどのキャラクターゲームを発売するなど低年齢層に焦点を当てた販売戦略を取った。

しかし当時、携帯ゲーム機業界自体が低迷していたこともあり、ゲームギア自身の後継機は登場しなかった。
海外ではNomadという名で携帯機版メガドライブが出ているが、日本では発売されなかった。

ポケットモンスターの爆発的人気により携帯ゲーム業界が息を吹き返すのは、
ゲームギアが市場から殆んど消え去っていた、1997年以降のことである。




Copyright c 2007 Game☆Memory, All rights reserved.